2024/2/14 写真などを一部修正しました。
★分かりにくいところや,加えてほしい内容があったら教えてください!

はんだづけ

はんだ付けするときは,バイスなどで基板をしっかりと固定しましょう。

部品をマスキングテープで固定してから,はんだ付けしてもよい。

ジブン回路キット

【1】共通部品の取り付け

  • 決められた位置に,正しい部品を,正しい向きで取りつけます。
  • 部品を取りつけるときは,はんだごてはんだを使って,はんだ付けをします。
  • 部品を取りつけにくいときは,マスキングテープなどを使って部品を固定してからはんだ付けします。

ア.共通部品の取り付け順序

イ.センサとVRの取り付け位置(CdSとリードスイッチ)

ウ.センサとVRの取り付け位置(接触端子と傾斜スイッチ)

【2】センサの取り付け

  • 設計のときにあなたが選んだセンサ部品を選びましょう。
  • センサを取りつける位置を間違えないようにしましょう!

ア.光センサ(CdS)

  • a. 暗くなってオン  → 下側(SENSOR1の位置,写真の位置)に取りつける。
  • b. 明るくなってオン → 上側(SENSOR2の位置)に取りつける。
  • センサを基板から離れた位置に取りつけたいときは,リード線を使う。

イ.磁気センサ(リードスイッチ)

  • 必ずリード線2本を使ってはんだ付けしましょう!
     ※付属のリード線(ジャンパー線)がかたいときは,やわらかいリード線を使いましょう。
  • a. 磁石がはなれてオン → 下側(SENSOR1の位置,写真の位置)に取りつける。
  • b. 磁石がくっついてオン → 上側(SENSOR2の位置)に取りつける。

はんだ付けのときは,ラジオペンチ,マスキングテープなどで部品を固定してから作業しましょう。


ウ.傾きセンサ(傾斜スイッチ)

  • 傾斜スイッチは,筒の内部で金属球が動くことON/OFFを切り換える仕組みです。
  • そのため,傾斜スイッチをなるべく基板に密着させた方が,動作が安定します。
  • a. 傾いてオン → 下側(SENSOR1の位置,写真の位置)に取りつける。
  • b. 傾きが直ってオン → 上側(SENSOR2の位置)に取りつける。

エ.接触センサ,水位センサ

  • 2本のリード線を使って,その2つの接点がつながる(またはその2つの接点に電流が流れる)かどうかを利用します。
  • リード線の先にクリップや金属板などを付けて,接触しやすくする方法もあります。
  • a. 2つの接点がはなれてオン → 下側(SENSOR1の位置)に取りつける。
  • b. 2つの接点がつながってオン → 上側(SENSOR2の位置,写真の位置)に取りつける。

【3】リード線の被覆取り(ひふくとり)

  • センサ部品(リードスイッチ,CdS,接触センサ)やその他の部品(LED,ブザーなど)は,リード線を使うと,基板から離れた位置に取りつけることができます

ニッパの先端を使って,リード線を必要な長さに切る

②ニッパの穴を使って,リード線の先端(1センチ程度)をはさむ

③ニッパを親指で押し出しながら,被覆を取る(リード線の被覆取り

【4】並列回路の製作(自分で選んだ部品の取り付け)

  • 並列回路は,自分で選んだ部品を,正しい位置に取りつけます。

基板にかかれている白い線をつなぐように,部品を取りつけていきます。(基板のウラ側を見ると,導線が途切れているのがわかります)

抵抗器がうまく入らないときは,このように取りつけてもOK

取り付ける位置を間違えないように注意!(この写真の位置はまちがい


LEDと抵抗器
※LEDは極性があるので,向きを間違えない! アノード(長い足)がプラス側

振動モータ
赤い線をプラス側(基板の上側)にする。

・リード線を使う方法(↓左)と,リード線を使わない方法(右↓)がある。

ブザー
・ブザーのシールを見て,プラス側の足を基板の上側にする。
・抵抗器は22Ω(赤赤茶金)でもOK。


オルゴールIC・圧電スピーカ
・オルゴールICは,どの足をどの穴に取りつけるか,確かめましょう!
・圧電ブザーは,向きを気にしなくてOK。

【応用編】市販の小さなライトなど
3Vまでの製品なら,振動モータと同じように取りつければOK。
・製品の「プラス極」と,基板のプラス側の穴を,リード線でつなぎます。
・同様に「マイナス極」と,基板のマイナス側の穴を,リード線でつなぎます。

【5】動作点検

コイン形電池(CR2032)を取りつける。
 ※プラス極が上側に向く!

電源(スライドスイッチ)をオンにする

③VR(可変抵抗器)の調整
 写真のように,ドライバでVRを回して(抵抗値を調整して),センサと自動スイッチが正しく動作するか確かめる。


【6】ケースへの取り付け(実装)

  • 完成した基板や部品を,ケースに取り付け(実装)します。
  • 実装することで,安全に利用すること,動作を安定させることが目的です。

基板を取りつける方法
①両面テープで固定する,②ネジで固定する のいずれか

ケースに直接取り付けできない場合
木板やプラ板を加工して土台を作り,そこに基板などを接着します。加工の仕方は,1年生の学習を思い出しましょう!

センサや磁石は「固定」しましょう
何度も動作しているうちに,部品が動かないよう,しっかり固定しましょう。